自分を読む 共依存「夫の心を見捨てたくなかった」
私と夫は、一時期、共依存だった。認知症の症状に起因した不安や不穏が夫に強く出ていたときのこと。私は、共依存であることを認識し、それを受容していた。そのときの私にとって共依存の否定は、夫を私から切り離すことであり、ひとりで自問自答できない夫の心を見捨てることを意味した。これは、周りの人がどんなに否定し...
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