その昔、夫は 「スイカのタネは、食べても大丈夫」 だと言って、タネごとスイカを食べていた たぶん、タネを出すのも、取るのも めんどくさかったのだろう なのに今、夫がスイカのタネを 「プッ」と吹き飛ばしている 固くておいしくないので タネを異物として認識したようだ 食べても大丈夫なタネとして 認識できなくなった そう見ると それは、認知機能の低下だろう けれども タネを出すという行為に目をやると 夫が成長したような気もする まあ今日は、そういうことにして カーペットに向かって タネを飛ばしていることは 多めに見よう