小雨降る 夜の逃避行

ひとコマ・詩



 夫がいかに理不尽なことを
 私に強いているのか
 
 その怒りを夫にぶつけていたら

 私の話を聞いて

 この家に ひどいオヤジがいて
 そのオヤジが 私をいじめていると
 思い込んだ夫

 「うちにおいで 一緒に行こう」
 「出て行ける? 大丈夫?」

 小雨が降る夜の街を相合傘で歩いた

 まさか私の人生で
 駆け落ちすることがあるなんて
 思ってもみなかった


シチュエーションの天気がよすぎる。

天気がいいって、晴れだけじゃないんだね。

そのときの、もう少し詳しい話